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【听译】ゆうしゃのぼうけん/勇者的冒险 -《Hello,World》 Track 16

此音频文件收录在 天月-あまつき- 在2014.7.6发售的CD《Hello,World》里。


本文包括翻译部分和原文部分。


翻译:


~魔王布下的暗影中不沉之月的世界的故事~


在小小的村庄里住着一个怯懦的少年。少年有一本图画故事书,他每天抱着它,寸步不离。这本被大家都认为是胡说八道的书,写的是一个千年之前的故事。那是一位拿着传说之剑,拯救世界和平的勇者的冒险故事。少年心中那个改变自我和世界的愿望,在合上了故事书之后,获得了足够强大的力量。他带着一把生锈的剑和一张破破烂烂的地图,向着不沉之月的世界进发了。


在栖居着精灵的山上,少年展开了地图。这时精灵们出现了。

“你在做什么呢?”爱管闲事的光之精灵看着少年的眼睛说道。

“我要……拯救世界的和平。”

“强大的伙伴对于冒险来说是必要的吧?那边有个马口铁之城,里面有很多军队。去那边看看吧。”精灵主动地替少年引路。

“那边是哪儿?”

“朝着月亮前进吧。”精灵所指的前方出现了一座巨大的城镇。


在这个被众多军队保卫着的马口铁之城里,有一个派不上用场的士兵。发条式、马口铁的身躯,虽然千疮百孔,但却并没有感到疼痛。为什么要保护他人呢?马口铁的士兵并不知道。与往常一样,今天的他也是独自一人。这时,黑影从他背后袭来。

“危险!”

就在这时,面对袭击了士兵的魔王的手下,少年鼓起勇气跳了出来。他专心致志地挥动着那把生锈的剑。好不容易击退了魔王的手下,少年自己也浑身是伤。看着少年的样子,马口铁的士兵突然感觉胸口的齿轮似乎轻微地动了一下。

“我很需要同伴,所以你能跟我一起走吗?为了让世界变得和平。”

听了少年的话,孤独的士兵点了点头——他想要知道齿轮转动的原因。就这样,马口铁的士兵加入了队伍,一行人探访了城里的智者。

“既然如此,那就向那新月的方向去吧。在那儿可以遇见活了一千年的冰之魔女。她的知识和魔法一定能帮上你们的忙。”


少年一行朝着夜空中的新月前进。被魔法冻结的河边的寒冷森林十分安静。在霜柱被踩碎的声音之中,他们发现了魔女的家。少年尝试着说服魔女——为了使世界和平、为了打倒魔王,她的知识和魔法是必需的。

“我并不是自己想要使用魔法的,也不是自己想要拥有这么一副千年不灭、被诅咒的身躯的。”

“既然这样,那就更应该和我们一起去冒险了。说不定在世界的哪个角落,会发现解除诅咒的方法呢。”

“绝不。不管是说着和我一起寻找解咒方法的恶魔的炼金术师,还是想要借助我的力量讨伐魔王的雷之骑士团,他们都比我更早死去了。在无尽的迷宫中跨过同伴的尸体前进——这样的事,我早已厌烦了。”

“那么至少,请将你千年以来获得的知识借给我们吧。”

魔女一边露出不情愿的表情,一边从层层叠叠堆到屋顶的书中取出了破旧的一册。

“如果想要打倒魔王的话,就必须使用那把立在满月之丘,只有被选中的人才能拔出的剑。但那把剑是否真的存在,我也并不知晓。”

虽然有些出人意料,但这个和少年最爱的故事书的描述相同的传说,足以让少年踏出寻找传说之剑的步伐。

“真的要去寻找那把连存在与否都不知晓的剑吗?这俨然就是一个没有尽头的迷宫啊。”

少年直视着魔女,说道:“或许,我们现在就身处这个迷宫最后的转角呢。”

新月照亮的冰之森林中,霜柱被踩碎的声音稍许响了一些。


后来,一行人发现了一座玻璃的台阶。在台阶的前方,有一个富饶和平的月之王国。然而,这个国家的公主由于魔王的出现,对原本憧憬着的外面的世界产生了恐惧,从而不敢离开城堡。少年觉得,这位公主和过去懦弱的他很像。于是他向公主伸出了手。

“我会让这个世界变得和平的。所以请不要再露出这么悲伤的表情了。”

公主向着握着她手的少年微笑着说道:“到那时,请一定要在那玻璃的台阶上,像现在这样握住我的手,好吗?”


由人鱼指引而来到的海盗的沉船,居住在灼热的沙漠中的沙之巨人,在幻之溪谷遇见的古代巨龙以及云之要塞——这些看似从故事书里冒出来的相遇与冒险使少年逐渐成长,加深了与同伴间的羁绊。在空中的月亮第四次完成盈缺之际,少年一行人到达了满月之丘。在他们眼前立着的正是那不知是否存在的,只有被选中的人才能拔出的传说之剑。少年握住了那把剑。千百次挥动过剑的那双手里满溢着自信,经历无数苦难的那双眼中闪耀着确信的光。然而,无论少年尝试了多少次,那把剑一丝一毫也没有移动。越是用力,那把剑甚至变得越难以拔出一般。正当不安涌上少年的心头时,少年的眼前出现了巨大的影子。


寄居在全世界的恶意的根源——人们的不安之中而产生的影子,就是被称作魔王的深深的黑暗。少年那像月亮一般闪耀着光芒的双眼此刻变得混浊黯淡,没能拔出剑的那双手也轻微地颤抖了起来。这时,三个同伴站了出来,挡在了开始一步一步后退的少年面前。

光之精灵这般说道:“我之所以愿意为你指引前路,正是因为你对这广阔的世界满心期待啊。虽然我除了替你照亮黑暗的前路之外什么都做不到,但如果你现在迷失了方向,就请跟着我来吧。”

马口铁的士兵这般说道:“我之所以愿意守护你,正是因为你告诉了我心之所在啊。虽然我除了成为你的盾之外什么都做不到,但如果你饱受苦痛的折磨,就请借助我的力量吧。”

冰之魔女这般说道:“我之所以愿意拯救你,正是因为你向我伸出了手啊。虽然我除了相信你之外什么都做不到,但如果你在没有出口的迷宫中迷路,直到最后一个转角,我都会在背后支持着你。”

少年深深地吸了一口气,举起那反射着黯淡月光的破烂不堪的剑,和同伴们并肩而立。


“我已经,不会再害怕了。”


- 剧终 -




原文:


~魔王によって暗い影を落とす月の沈まぬ世界のお話し~


小さな村に住む気弱な少年は、肌身離さず絵本を抱えていました。皆から嘘っぱちだと馬鹿にされるその物語は、千年も昔のお話。伝説の剣を持って、世界を平和にする勇者の冒険譚。自分と世界を変えたいという少年の願いは、絵本を閉じるのに、十分足り得る強さを持っていました。錆びた剣を携え、ぼろぼろの地図を頼りに、少年は月の沈まぬ世界を行きます。


妖精の住む山で、地図を広げる少年。そこに妖精たちが顔を出しました。

「君はなにをしてるんだい?」お節介やきの光の妖精が少年の目を見据えます。

「世界を…平和にしたいんだ。」

「冒険なら、強い仲間が必要でしょう?あっちに、たくさんの兵隊がいるブリキの町がある。そこに行こう。」妖精は頼まれてもいないのに先導します。

「あっちってどっちさ?」

「月を目指すの。」妖精の指差す先に大きな町が見えました。


たくさんの兵隊に守られたブリキの町には、一人だけ役立たずの兵士がいました。 ねじ巻き式のブリキの体、壊れたところは継ぎ接ぎ合わせ、痛みを知らないブリキの兵士はどうして人々を守らなければならないのか、分かりませんでした。今日も兵士は一人ぼっち。そんな兵士の背後に、黒い影が忍び寄ります。

「危ない!」

ブリキの兵士に襲いかかる魔王の手下たち、その眼前に、少年は精一杯の勇気を出して躍り出ました。一心不乱に錆びた剣を振り回します。なんとか魔王の手下たちを追い返した少年はぼろぼろ。その姿に、兵士は胸のあたりの歯車が少し軋んた気がしました。

「仲間が必要なんだ。もし良かったら、ついて来てくれないかな?世界を平和にするために。」

少年の言葉に、一人ぼっちの兵士は首を縦に振りました。歯車の軋む理由を知りたかったのです。こうして、ブリキの兵士が仲間に加わると、一行は町の物知りを訪ねます。

「それなら、三日月を目指すといい。千年を生きる氷の魔女に出会えるはずだ。彼女に知識と魔法はきっと旅の役に立つはずだよ。」


夜空を浮かぶ三日月を目指し、少年たちは歩みを進めました。魔法によって凍りついた川沿いの冷たい森はとても静か。響く霜柱を踏みつける音の中に魔女の家はありました。少年は魔女に対して説得を試みます。世界平和のために、魔王を倒したいのだと、そのための冒険に魔女の知識と魔法が必要なのだと。

「好きで魔法は使えるわけじゃない。好きで千年も死なない呪われた体になったわけでもない。」

「それなら、尚更のこと、旅に出ましょう。世界のどこかにその呪いを解く方法があるかも。」

「絶対に嫌。呪いを解く方法を一緒に探そうと言ってくれた悪魔の錬金術師も、魔王討伐に力を貸してくれと頼み込んてきた雷の騎士団も、みんなみんな、私より先に死んでしまったもの。終わりのない迷路で仲間の屍を踏み越えて歩くのはもう疲れたの。」

「ではせめて、その千年を生きた知識を貸してください。」

魔女は嫌そうな顔を見せながらも、天井まで積み重なる本の中から日焼けた一冊を取り出しました。

「もしも魔王を倒したいのならば、満月の丘に突き立てられた選ばれた者にしか抜けないとされる剣を使うしかない。本当にあるのか、私にも分からないけれど。」

それは突拍子もない話でしたが、少年の愛した絵本にいたその伝説は、歩みを進めるのには十分でした。

「本当にあるかどうかも分からない剣を探しに行くの?それこそ、終わりのない迷路を歩くみたい。」

少年は真っ直ぐな目をして言いました。

「もしかしたら、今が迷路の最後の曲がり角かも知れないじゃないか。」

三日月が照らす、氷の森。霜柱を踏みつける音が少しだけ大きくなりました。


やがて一行はガラスの階段を見つけました。その先に広がる豊かで平和な月の王国。しかし、その国のお姫様は、魔王が現れてからというもの、憧れていた外の世界を怖がり、お城から出て来なくなってしまったというのです。それは、かつての気弱な自分のようで。だから、少年はそんなお姫様に手を差し伸べました。

「僕がこの世界を平和にして見せる。だから、もう暗い顔をしないで。」

手を取る少年の言葉にお姫様は微笑みかけました。

「其の時は、ガラスの階段で、今の様に、私の手を取って下さいね。」


人魚に連れられた大海賊の沈没船。灼熱の砂漠に居た砂の大巨人。幻の渓谷で出会った古の龍と雲の要塞。絵本から飛び出したかのような様々な出会いと冒険は少年を成長させ、仲間との絆を深めていきました。

空に佇む月が四度の満ち欠けを繰り返した頃、少年は満月の丘に辿り着きました。目の前には空想と疑われた選ばれし者にしか抜けないとされる伝説の剣。その剣に、少年は手を掛けます。何百と剣撃を振るったその手は自信に溢れ、幾多の苦難を乗り越えたその目には確信が宿っていました。しかし、何度挑んでみても、剣はまるで抜けようとはしません。むしろ、力を込めれば込めるほど強固になっていくような。そんな不安が少年の心に湧き出した頃、目の前に大きな影が現れました。


世界中の悪意の根源、人々の不安に巣食うその影は、魔王を呼ばれる深い闇でした。月のように輝いていた少年の目は暗く濁り、剣を抜くことの叶わなかったその手は小さく震えていました。一歩、また一歩と後退りを始める少年の前に、三人の仲間が歩み出ます。

光の妖精は言いました。「私が君を先導したのは、君が広いこの世界に心を躍らせていたから。私には暗い道を照らすことしかできなかったけれど、もしも今、道を見失いそうなら、私について来て。」

ブリキの兵士は言いました。「僕が君を守るのは、君が心の在処を教えてくれたから。僕は君の盾に為ることしかできないけれど、もしも辛い思いをしたならば、僕の力を借りてくれ。」

氷の魔女は言いました。「私が貴方を救うのは、私の手を引いてくれたから。私は貴方を信じることしかできないけれど、もしも出口のない迷路で迷ったのなら、最後の曲がり角まで、背中を押すわ。」

少年は一度だけ大きく息を吸い込むと、月光を鈍く弾くぼろぼろの剣を構え、仲間に肩を並べました。


「もう、怖くない。」


- おしまい -


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